理想のマネジメント像について
理想のマネジメント像について
今回は理想の管理者について、私なりの見解を書いていきたいと思います。あくまでこれは今までの私の経験からの見解なので予めご了承願います。みなさんの管理者像についての意見もぜひ、コメントして頂ければ嬉しいです。
それでは、今回も最後まで宜しくお願いします。
・マネジメントとは
会社から与えられた目標に対して、ある一定の権限を委譲され経営資源(人、物、金)を管理しながら目標を達成する業務と定義することが出来ると思います。
・マネジメントの結果責任についての勘違い?
マネジメントをするために管理者は、会社から『責任』と『権限』の両方が渡されていると思います。それにも関わらずたまに部下の失敗を悪く言う管理者がいます。
その部下に仕事を任しているのも管理者の決断であることを忘れているのでは無いでしょうか?
もし失敗するかもと思うなら、サポートを厚くするとか担当を別の人に変更するなど、修正する必要があるのでは無いかと思います。
このように失敗を部下一人の責任にする場合、今後、部下は逐一管理者に確認を取りながら自分の頭で判断することを諦めるようになってしまいます。(???管理者の指示で実施したのに責任は部下???)
実際に発生する多くの失敗の原因(例)としては、
- 管理者の説明が曖昧で部下が理解出来ていない
- 部下の実力を見誤っている
- 定期的にチェックしていない(PDCAが言葉だけで実践されていない)
- 管理者自体が理解出来ないものを部下に丸投げしてる
このように、その部下が失敗しないように教育することが出来なかった監督責任や、説明不足、管理不足などについて、全く言及しない管理者がいてるように思います。(いわゆるトカゲの尻尾切りと呼ばれる状況)
部下は、必要以上に判断する権限を与えられていないので、実行者としての責任だけがあります。
実行者としての責任とは、管理者からの指示を遂行する責任や、実施結果を報告するなどの行動について。(結果を除く)
それ以外の結果責任については、本来は全て管理者が責任を負うべきではないでしょうか?もし、管理者が責任をきちんと負うことになった場合には、きっと、部下への対応もはっきりと変わることでしょう。
ここを管理者の方ははっきりと理解しないといつまでも、部下との溝は縮まることはないので気をつけるべきだと思います!
・部下のやる気を出す管理者の行動
部下のやる気が出る行動として、
- 管理者の目標と目的が明確に表明されている場合(単に数値を出しているだけでなく道筋を含む)
- 管理者が自身の権限内の失敗について率先して責任を取る場合(嫌味や形だけでは意味がない自責思考が重要)
- 適度なコミュニケーション
- 正当な評価
- 部下の成長を考えてもらってると部下自身が実感できる場合
- 部下の問題点を管理者の問題点として捉えられる場合
- 人として、ある程度ひいきにすることはあると思いますがそれが過度になっていない場合
があると安心して業務を遂行することが出来ます。
ぜひ、管理者の方は参考にしていただきたいです。
・まとめ
今回は、マネジメントについて書いてみました。これを読んだ感想など皆さんのご意見をコメント欄に書いていただければ嬉しいです。宜しくお願いします。
最後まで、おつきあい頂きありがとうございました。